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2020年08月18日 [FAQ]

ペットショップで保護犬などを扱ってもらえないのでしょうか?

ペット、主に犬や猫の保護活動を行っています。

野良犬や野良猫の保護はもちろんですが、保健所などから引き取り、飼い主を探す活動をしたり、ネグレクトと疑われる自宅へ伺い、現状を把握した結果、適切な処置をして保護したりと、保護されるペット達の環境は様々です。

保護団体の特徴としては、引き取り手として手を挙げてくれた人には大変申し訳ないのですが、非常に厳しく審査をさせていただき、少しでもペットとの相性が合わないなと感じた方には、お断りさせていただくこともあります。

ただし、やっぱり問題となるのは、保護せざるを得ないペットが多いことと、飼い主になりたいと言ってくださる方がまだまだ少ないことです。

そこで、私は普段から「ペットショップでペットを販売するならば、保護されたペットを販売してくれないか?」ということです。

保護された子を売るというのは難しいかもしれませんが、ペットを買いたい人がたくさんペットショップに集まるわけですから、別に保護された動物たちでもいいと思うのです。

言い方は適切ではないと思いますが、住宅や車だって、中古というものがあるので、ペットだって、子犬や子猫でなければいけない理由なんてないはずです。

このような取り組みをされているお店がありましたら、教えてもらえますでしょうか?

回答

保護犬・猫専門のペットショップはありますが・・・。


相談者さまの言う通りだと思いますが、今の日本では、現状、ペットショップで保護犬・猫とブリーダーが飼育した犬・猫を両方取り扱っているペットショップというのは、私は聞いたことがありません。

保護犬・猫の飼い主を見つけるということは、あなたも実際に活動されているので、とても難しいことはご承知されていると思います。

つまり、普通のペットショップが儲けようと思ったら、そのような活動は手間も時間もかかる上に、当然生まれたてのペットよりも利益は減ってしまうわけですから、商売として考えたらやらない方がいいわけです。

なので、ペット関連事業として考えた時、ペットショップで保護犬・猫を販売するというのは、現実的ではありません。

ペット保護というのは、どちらかといえば、社会貢献の意味合いが強い事業です。

なので、ペットショップと保護団体がうまく提携して、ペットショップからの紹介を受けられるような体制を作るとか、そもそもペットを捨てたり傷つけたら厳罰を設けるなど、法律を整備することの方が先決なのかもしれませんね。

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